ディズニー総チェック 評論

【映画記事】「リトル・マーメイド」−心の命じることは、誰にも止められない−【ディズニー総チェック】

 

さて、今日も「ディズニー総チェック」

今回は、推しも押されもせぬ名作「リトル・マーメイド」を徹底解説します。

 

編集長
今更、僕が「ああだ、こうだ」語る必要もない名作ですね!

 

この作品のポイント

  • 出し惜しみしない、初回から全力投球の姿勢。
  • アリエルに感じる親近感の正体とは?
  • 心が命じることは、誰にも止められない・・・。

 

「リトル・マーメイド」について

基本データ

基本データ

  • 公開 1989年
  • 監督 ジョン・マスカー/ロン・クレメンツ
  • 脚本 ジョン・マスカー/ロン・クレメンツ
  • 原作 ハンス・クリスチャン・アンデルセン 『人魚姫』
  • 声の出演 ジョディ・ベンソン /サミュエル・E・ライト ほか

 

あらすじ

楽しいことが大好きで好奇心いっぱいのマーメイド、アリエルは陸の世界に憧れている。

彼女は父親の“海の上に行くな”という命令を無視して、激しい嵐の中、海上に姿を現し、ステキな王子様を救出する。

人間になりたいアリエルは、邪悪な海の魔女アースラと取り引きをし、脚を手に入れるために尾びれと美しい声を失ってしまう。

そんなアリエルを助けるのは、仲良しのかわいいフランダーと、カリブ海のカニでレゲエが得意な、文句ばかりのお目付け役セバスチャン

タイムリミットが迫る中、アリエルは王子の愛を手に入れ、父親の王国を守ることができるのか?

ディズニープラスより引用

「黄金期」というに相応しい出来栄え

出し惜しみなしの作劇

 

今まで「リトル・マーメイド」という作品は何度も見てきた。
賛否両論の続編も見たこともある。
(いずれ、続編については評論します)

 

ただこの「総チェック」という流れで見るとどう感じるのか?

というのも僕はこの「総チェック」で、時には心折れそうな「暗黒期」を経験し、頭を抱えて眠った夜もあった。
(「コルドロン」を見た後、ちょっと心折れました)
逆に、今まで見たことのない名作にも出会えることができた。

 

そんな「酸いも甘いも」経験してきた僕が、この「公開順」という流れで今作を見たらどう思うのか? 
期待込めて今作を鑑賞しました。

 

ということで、今作について、まず結論から申し上げると、やはり「名作」「黄金期」到来、というに相応しい作品だったといえる。

 

まず、この「リトル・マーメイド」
映画としてワンカット目から面白そうな雰囲気がビンビンに溢れている。

エリックの乗る船が航海中「人魚」の伝説が語られ、そのまま深海の「アトランティカ」の様子が描かれる。
そこでアリエルが「人間界に心惹かれている」
そんな様子を描きながら、開始15分で「パート・オブ・ユア・ワールド」という、今作のメインモチーフにもなる楽曲が歌唱される。

さらに30分になる辺りで「アンダー・ザ・シー」
という、これまた今作を代表する楽曲が演奏される。

 

このように今作品は、とにかく「無駄」がない、語り口のテンポ感の良さが特徴だと言える。

 

そしてディズニー「黄金期」に欠かせない「アラン・メンケン」

この「黄金期」はとにかく作品クオリティーもさることながら、音楽のクオリティーも高いのが特徴だ。
そこに多大な貢献をする、彼の作品を出し惜しみすること無く、フルスロットルで出していく、その気前の良さが今作の特徴だといえる。

 

ポイント

✅ワンカット目から飽きが来ない作劇。

✅「パート・オブ・ユア・ワールド」「アンダー・ザ・シー」など、作品を代表するキラーチューンを出し惜しみすること無く出してくる。

✅とにかく「気前がいい」作品。

「心理的欲求」への変化

 

ということで、ここから作品について触れていこうと思う。

今作品で描かれるのは、主人公「アリエル」が地上に思い焦がれる様子だ。
ちなみに今作でのアリエルの現状に満足できないという心情は、これまでの他の「ディズニープリンセス」とは少々異なると言える。
そこから今作を見ていきいたいと思う。

 

アリエルは、海底の「アトランティカ」を統べる「トリトン王」の末娘で、いわゆる「箱入り娘」だと言える。

 

編集長
これは続編で判明するが、トリトンの妻は人間に殺されており、
その事もあってかトリトンは、とにかく「地上の世界」に興味を持つことを禁じる

 

だが、アリエルはその思いに反して、どんどん「人間界」への思いを強めていくのだ。

ここで彼女の思いは「地上に向いている」
つまりここではない世界を思っているということが描かれる。

 

 

彼女の歌う「パート・オブ・ユア・ワールド」はまさにその象徴だ。
ちなみにこの楽曲は直訳すると「あなたの世界の一部」という意味になる。

歌詞も直訳すると「何を犠牲にすれば、地上で生きられるのか」という問いかけだ。
これは、今作品を象徴する歌詞になっており、彼女の思いの強さがにじみ出ている。

 

Wish I could be Part of that world
私もあの世界の一部になれたらいいのに

What would I give If I could live Outta these waters?
何をあげたら水の外に出られる?

What would I pay To spend a day Warm on the sand?
何を支払えば1日だけでも暖かい砂の上で過ごせるの?

「パート・オブ・ユア・ワールド」一部歌詞抜粋、直訳

 

 

ただ、アリエルはけして、現状の生活に不満があるわけではない。

「アトランティカ」で姉妹に囲まれ、父から愛される、国民からも慕われるアリエル。
歴代の「ディズニープリンセス」の中でも、かなり「幸福度」の高い生活をしているのだ。

 

 

例えば、同じ「プリンセス」の「白雪姫」「シンデレラ」「継母」に「疎まれ・妬まれ・虐められ」現状に幸せを見出していない。

貧しい環境に追い詰められ、誰の目にも不幸な生活を強いられている、だからこそ「王子との結婚」つまり現状からの脱出を夢見ていた。

 

編集長
このように、アリエルの置かれている状況と、
白雪姫・シンデレラの置かれている状況は、同じ「ディズニープリンセス」でも大きく異る

 

ここで指摘しておきたいのは、だからといって「アリエル」の思いが「白雪姫」「シンデレラ」と比べて軽いものではないということだ。

ある種、このプリンセスの「望むもの」は時代の流れと切っても切れない、時代性を反映しているのではないだろうか?

 

 

  • 「白雪姫」の公開 1937年

アメリカの歴史を振り返ると「狂騒の20年代(1920年〜1929年)」を経て、大企業が誕生、アメリカの都市部は豊かになっていた。
だが、目を農村部に向けると、その成長の恩恵に預かることが出来ず、少しずつ「貧富の差」が拡大していった。
そして「世界恐慌」が起こり、「第二次大戦」の足音が迫る。

そんな時代に「白雪姫」は制作・公開された。

つまり、「貧困」にあえぐ存在が、「王=豊かな存在」に憧れを抱く。
この構図が当時では、切実な問題として受け止められる、リアリティのあるものとして、社会に受け止められていたのだ。

 

 

  • 「シンデレラ」の公開 1950年

「第二次大戦」の終結後、繁栄の時代を迎えるアメリカ。
ただし、これを享受出来たのは白人だけだし、時代としてまだ前述した構図がウケやすい時代だったと言える。

 

そこから40年近くが過ぎ「リトル・マーメイド」が1989年に公開される。

これは少々キツイ物言いになるかも知れないが、「ディズニー映画」を公開できる土壌のある国々(先進国)では、ある程度の「生活水準」が約束されている時代に突入したタイミングであると言える。

今作で「アリエル」の求めるものは、どちらかといえば「心理的欲求」に基づくものだと言える。

 

現状には不満はない、でも「ここではない、どこかに居場所を求める」心情。
実はこのアリエルの心情のほうが、現代の我々が共感できる部分が多いのだ。

 

 

だからこそアリエルはエリックに恋をしたのだ。

地上世界への「憧れ」を彼に投影したからだ。

もちろん彼の顔が「ハンサム」だったという点はあるにせよ、アリエルは「彼が王子」だとは知らなかった。
アリエルは「地上の王子」を求めていたのではない。
エリックの、生き生きとした表情の向こうに「恋い焦がれた地上」を重ねたのだ。

だからこそ恋をしたのだ。

編集長
この構造は「眠れる森の美女」の「オーロラ」と「フィリップ」の関係とも重なる

 

ただ、「眠れる森の美女」のフィリップとエリックが違うのは、エリックもまた、「ここではない、どこかにいる女性」を求めていたという点だ。
だからこそ2人は惹かれ合うのだ。

 

深堀りポイント

ちなみにこの構図は後の「アナと雪の女王2」「エルサ」とも通ずる部分がある。
むしろ、この構図のさらなる深堀りとも言える。

アナやクリストフ、オラフという仲間が出来たエルサ。
現状に幸せを感じる、でも「ここではないどこか」に思いを馳せてしまう。
だからこそ最後の決断というのは「心理的欲求」の物語の結末として納得出来るようになっている。

 

ちなみに「アナと雪の女王」の構造のうまさは、過去の「プリンセス」的欲求(「白雪姫」「シンデレラ」)を「アナ」に背負わせ、アリエルのような、現代的「心理的欲求」を「エルサ」に託す。
そのことで、実は全てので「ディズニープリンセス」の要素をひとつの作品で描ききっている。

ある意味で「プリンセスもの総決算」をしていると言える。

 

ある意味で「豊か」な時代の到来、我々の社会環境の成熟で、「生きる場所」を求める心情は強くなってきた。

 

自分のしたいことを追求してもいい時代。

自分らしく生きてもいい時代。

人の決めたルールに従わなくても、自分の「心のまま」に生きていける時代。

 

「心の命じることは、誰にも止められない」

 

そんな時代だからこそ「アリエル」の思いを、我々は「白雪姫」「シンデレラ」よりも身近に感じてしまうのではないだろうか?

 

ポイント

✅「劣悪な環境」からの脱却を夢見る「白雪姫」や「シンデレラ」よりも、現代人は「心理的欲求」を満たしたい「アリエル」に感情移入してしまう。

✅エリックに恋をしたのは、彼に「地上世界」を重ねたから。

✅エリックもまた、「ここではない、どこかにいる女性」を求めており、アリエルにその思いを重ねた。

いつ見ても色褪せないテーマも描かれる

 

このように時代背景と、これまでの「プリンセスもの」の流れとあわせて、今作を小難しく語ってきた。

だが、今作は同時に、いつまでも古びないテーマも描いている。

 

それが「親の心子しらず」というテーマだ。
これは、時代がいくら進もうとも変わらない、普遍的な物語だ。

 

前述したが、トリトンは娘であるアリエルに「地上への興味」を持つことを禁ずる。
それには、妻アテナを人間のせいで失った過去や、そもそも人間は「魚」を食べる野蛮な存在だということを考えれば、当然理解できる心情だ。

 

子どもに危険な目にあってほしくない。
そんな親心は理解できるし、共感できる。

でもアリエルは、そんな親心を知らず。
父の反対を押し切って人間界への興味を強めていく。

 

この物語はまさに「親の心、子知らず」を地でいく話だと言える。
そして同時に「親の子離れ」を描いている。

 

アリエルは地上に行ったことでエリックと恋をし、彼とともに生きること、そして「地上世界」の素晴らしさを学んだのだ。
そんな彼女の姿がトリトンの心情を変化させる。

「知らぬ間に娘は成長したのだ」と。

 

ただ、トリトンの子離れというのは、普通の子離れと大きく異る。
それは「種族」すら超える、生きる世界を超えるという、ある意味で大きな決断になるわけだが、彼は娘の意思を尊重するし、自ら「子離れ」をする決意をするのだ。

我々は今作を見てきて、トリトンに「わからずや」と思ってしまうが、最後の彼の決断に感動すらしてしまうのだ。

 

つまり、今作は、アリエルの「心理的欲求」どうこうという点を抜きにしても、実は「どの時代」に見ても絶対に共感できるテーマが芯として作品を貫いている。
だからこそ「時代問わず愛される」作品になっている。

 

ポイント

✅「親の心子知らず」「親の子離れ」という、いつの時代も古びない普遍的テーマも同時に描かれる。

魅力的な脇キャラもGOOD

 

さて、今作は魅力的なキャラクターもいい味を出している。

まずはエリックだが、「眠れる森の美女」のフィリップと同様にキチンと身体を張る王子だ。
ここからのディズニーの王子キャラは以前のように「王子」をいう記号的存在では無くなっていくのも特徴だ。

 

彼は「海の支配者」となったアースラにも勇敢に立ち向かい、その勇気が彼女を打ち破ったと言っても過言ではない。
勝利への最大の貢献者だ。
その自分の命を顧みない行動が、トリトンに認められたからこそ、2人は結婚を許された。

 

編集長
そんな勇気あるキャラのエリックだが、
若干の奥手っぷりを炸裂させたりギャップが魅力でもある

 

そして最大の苦労人「セバスチャン」
「地上」へ憧れを抱くアリエルに「アンダー・ザ・シー」を演奏するも、中座した彼女の姿に気づかないなど間の抜けた部分もあるが、最後までアリエルを見捨てずについていく。
そんな健気な姿が良いのだ。

 

深堀りポイント

アリエルの「アンダー・ザ・シー」演奏時の中座も、彼女が「海底」よりも遥かに「地上」を思っていることの証明と言える。


編集長
ちなみに「キングダム・ハーツ2」ではアリエルも「アンダー・ザ・シー」の歌唱に参加しているので、ファンは要チェック。

さらにオリジナルソング「A New Day is Dawnig」ではドナルド、グーフィーがアリエルたちと歌唱するなど、聴き応えもたっぷり!

 

話を戻すと、セバスチャンと料理人ルイの戦いも見どころたっぷりだ。

魚目線から「魚料理」を目にすると、それはとんでもない地獄絵図であるという視点もさながら、最終的にはルイに微かな反撃をすることで、ささやかな勝利をするなど活躍をするセバスチャン。

編集長
告げ口するつもりもないのに、勘違いして喋ってしまうなど、
とにかく今作で最も苦労人な彼の姿は、見ていて魅力的だった

 

ただし、今後地上で生きるアリエルの食事事情。
海洋国家という地理上の問題から「魚」を食べることは不可避、だと思うのだが、この辺りはどうなるのか。
気にしてはいけないが、気になってしまった。

 

ポイント

✅エリックも「王子」という記号ではなく、キチンと物語の重要人物として活躍する。

 

今作品を振り返って

ざっくり一言解説

文句なしに「面白い」仕上がり! 「復活」にふさわしい作品!!

アリエルへの感情移入の理由など、考えれば考えるほど時代性を捉えている作品とも言える!

まとめ

 

この「総チェック」で時代順に作品を見てきて感じるのは、それぞれの時代によって「プリンセス」の願いの内容が少しずつ変化していることだ。

今作品のアリエルはある意味で「現状に不満はない」だけど「地上に興味を持っている」
そこに行きたくてたまらないのだ。

 

1980年代に入り「豊かさ」を享受出来る時代がやってきた。

世界の成熟で、今度は我々人類は「心が求める世界」を欲するようになった。
ここではない「どこか」を求めて生きることになるのだ。

 

これは「物質的欲求」から「心理的欲求」を人間が求める、そんな時代に変化したことを表しているのだと言える。

 

アリエルはそんな「地上への思い」をエリックに重ねたからこそ、彼に惹かれるのだ。
そしてエリックもアリエルに「ここではない、どこかにいる女性」の姿を重ねた。

だからこそ2人は惹かれ合うのだ。

 

そして、そういう「恋物語」とは別に「親の心子知らず」「子離れ」という、いつの時代も古びないテーマが、この作品には一本の軸として貫かれている。

だからこそ、今でも「名作」としてずっと愛され続けているのだ。

 

このように「時代を反映」する点。
いつの時代も古びない「テーマ」

これらの両立ができているからこそ、「リトル・マーメイド」はやはり、「黄金期」到来というに相応しい、素晴らしい作品だと言えるのだ。

 

まとめ

  • アリエルの願いは、時代の流れを反映している。だからこその信頼感。
  • いつの時代も変わらぬ普遍的テーマも描かれる。
  • これらの両立が出来ているからこそ、いつまでも「愛される」作品になった。

さて、今作から「破竹の快進撃」をするディズニー。
名作・傑作のオンパレード。
評論もお楽しみください!!

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