映画評 評論

【映画記事】「鬼滅の刃−無限列車編−」−”にわか”が語り尽くす−【初見でも大丈夫!!】

2020年10月18日

 

さて、今日は超人気のタイトルを見てきました!
ということで「鬼滅の刃−無限列車編−」について語っていきたいと思います。

ちなみにボクは「鬼滅の刃」
ジャンプ・単行本・アニメ、どれも全く見てません!!

ということで、今作品をボクは、完全に「知らない人」という立場で見に行って語っています!!

 

さて、一体何も知らずに見た「鬼滅の刃」はどんな作品だったんでしょうか・・・?

 

 

この記事について

  • 漫画を1ページたりとも、アニメを1分たりとも見てない。
    でも「鬼滅の刃」に興味のある方にこそ読んでもらいたい。
  • もちろん「鬼滅ファン」も!!
  • 「映画好き」で「鬼滅弱者」が見た「鬼滅の刃」について語ります。

音声評論配信中!

「鬼滅の刃−無限列車編−」について

基本データ

基本データ

  • 公開 2020年
  • 監督 外崎春雄
  • 脚本  ufotable
  • 原作 吾峠呼世晴『鬼滅の刃』
  • 声の出演 花江夏樹/鬼頭明里/下野鉱 ほか

 

あらすじ

果てなく続く 無限の夢の中へ

蝶屋敷での修業を終えた炭治郎たちは、次なる任務の地、《無限列車》に到着する。

そこでは、短期間のうちに四十人以上もの人が行方不明になっているという。

禰豆子を連れた炭治郎と善逸伊之助の一行は、鬼殺隊最強の剣士である《柱》のひとり、炎柱の煉獄杏寿郎と合流し、闇を往く《無限列車》の中で、鬼と立ち向かうのだった。

公式サイトより引用

果たして、初心者でも楽しめるのだろうか??

一見さんお断り?/初心者歓迎?

 

編集長
まずは、皆さんの疑問にお答えしていきますよ!

 

ということで、まずは作品内容を云々する前に、こんな「疑問」にお答えします!

 

疑問:そもそも、「鬼滅の刃」を知らなくて見ても楽しめるの?

 

「鬼滅の刃」という作品が流行っているのは知っている。
でも「漫画」も「アニメ」も見ていない。
けれど、映画には興味がある。という方も多いのではないでしょうか?

そんな疑問に、「鬼滅」初心者がお答えすると・・・。

 

答え:初見でも問題なく楽しめます!

 

まずは、丸腰で見たボクがいうだから間違いない。

今回の「鬼滅の刃」は「アニメ未視聴」「原作未読」でも問題なく楽しめるので、これだけの劇場の盛り上がり、ブームの熱さを肌で感じるのもよろしいのではないでしょうか?

 

編集長
もちろん、細かい「技」「設定」「キャラ」は、わからない点もありましたが、作中で「類推」できる程度には描写もあります

 

 

ポイント

✅「鬼滅」を、見てない/読んでない・・・。でも大丈夫!!

ここから、内容に少しずつ触れますが、「どの要素」がどれだけの「ネタバレ」になるかが、そもそもわからないので、ご注意!!

「魘夢」の設定が、ガイドラインとして機能している

 

今回の作品で「ヴィラン」となる「魘夢」
この敵の能力は「相手を眠らせ、その間に殺す」という能力だ。

それは予告からも類推できるのだが。
今回は彼の「能力」が「戦闘における特殊能力」というよりは、我々の中に「一定数」いるであろう、「初心者」への配慮のように思えた。

 

最初に「無限列車」に乗り込む、そして鬼との戦闘。
ここで、「鬼滅の世界」特有のルール。
「呼吸」などを説明して、そしてそれを実際に見せる、いわばチュートリアル的な役目を果たしている。

 

しかし、実際このチュートリアルのシーンは、実際は主人公たち「鬼殺隊」は罠に落ちている、つまり「夢」の中の状態だったのだ。

 

そして、この「夢」
要はこの「魘夢」は「その人が”幸せ”」と思う夢を見続けさせて、それを裏切り殺すという、悪趣味型の敵なのだが、この「幸せな夢」というのも、今作の重要なガイドラインになっている。

 

 

ポイント

✅「夢」という能力が、物語のバックボーンの説明として、違和感なく挟み込まれる。

「竈門炭治郎」の過去

 

そもそも、この主人公「竈門炭治郎」が「なぜ、鬼殺隊にいるのか?」

その理由もこの「幸せな夢」で語られる。
つまり、辿らなかった「可能性」として見せることで、初心者には実はこれは「嘘で、本当は・・・」という「説明」になっている。
そして「ファン」には、「全てを知っているからこその、切なさ」として見せている。

 

この辺りも「夢」という、ある種の「反則技」的な設定で、これを100%使いこなしていると言えるのだ。

 

そして、こうした過去の「あり得ない可能性」を見せることで、それはつまり炭治郎の過去への冒涜でもあり、また他者への冒涜である。
つまり、この敵は「許しがたい」
だから炭治郎が倒すべきという理由づけにもなっている。

 

さらに、もう一人、実質今作品の主人公「煉獄杏寿郎」

彼絡みのエピソードは、この作品で初めて提示される要素でもあるので、この描写が増えてくる辺りからは、もう「初心者」も「ファン」も垣根なく楽しめるのではないだろうか?

 

ちなみに、「善逸」「猪之助」は主にコメディーリリーフとして、炭治郎/煉獄がシリアスパートなので緩急になっている。
あまりにも「バカすぎる夢」が描かれてるので、彼らのシリーズでの役割は「そういうキャラ」なんだな、というのがここからも読み解くことができる。

ということもあって、今作品はこれまでの「鬼滅の刃」世界の設定などを「魘夢」の夢という技を上手く生かして、展開している言える。

 

てか、これから身もふたもない事いいますけれど・・・。
この「魘夢」って実際、その役目、つまりストーリーテリングを円滑にする以上の役目がない。
メインポスターや告知で、「メインの敵」みたいな顔してますけど・・・。

詰まるところ、別にコイツは、この作品のメインの敵ではないんですよね!

 

という事で、これまでのことを一旦まとめると「魘夢」というキャラクターは、我々に状況を説明するのにはうってつけであり、しかし作中では実は「メインの敵」ではない。

「鬼滅の刃」における主人公である「竈門炭治郎」の活躍を見せる相手として描かれており、「無限列車編」の実質の主人公「煉獄」が後半は作品を引っ張るという作りになっている。

だからこそ「知らな人」は「夢」周辺の描写で、その設定を類推できるし、後半は「新しい情報」としての「煉獄」の物語が語られるので、楽しめるというわけだ。

 

 

ポイント

✅「魘夢」が映画作品として、非常に「映画向き」な能力者。

✅というか、彼無くしてこの映画は「成立しなかった」のでは?

 

「鬼滅の刃」の面白さ

ストレートなことに「衒いがない」

 

この作品の面白さって例えば「ごっこ遊び」がしやすい。
これが重要ではありませんか?

例えば「剣撃の型」の映像的ケレン味。

 

ケレン味」とは?

ハッタリやごまかしを効かせた演出のことを指す。

 

これは確かに「幼稚園」「保育園」「小学校」で流行るだろうし、「呼吸法」そして「技名」を叫ぶ。
その「技名」の叫びたくなるセンスなど、いわゆる「マネ」したくなるシーンが随所に散りばめられている。

 

それは、すなわち表現を「ストレート」に描くこと、すなわち「熱い王道展開」に衒いがないと言える。

 

昨今のクールな、カッコ付きでいうところの「リアル」とは違う、いい意味で「少年漫画らしい」要素が散りばめられているのだ。

そしてその要素を少しずつ分解すると、確かに「ジョジョ」っぽさ、「るろうに剣心」とか、作品の至る所に、これまでの人気漫画がサンプリングされている。
それをひっくるめて「鬼滅の刃」らしさだとも言える。

そして今作では炭治郎の「睡眠」からの覚醒方法など、実はちょっと「ダーク」さも垣間見え(それを繰り返せる、彼の異常さ)、そこまで含んで、あぁ「鬼滅の刃」らしいなという点に、落とし込んでいた。

 

 

ポイント

✅様々な少年漫画らしさの「サンプリング」、そしてそれが「鬼滅の刃」らしさだと言えるのでは?

メインキャラも「死ぬ」

 

この作品で「煉獄」はある種の「炭治郎」を導く「メンター」だ。
彼の生き様が、炭治郎の成長に直結する。

このように彼の「死」は、今後に大きな影響を及ぼすことは間違いないだろう。

 

昨今の「流行漫画」のトレンドに、「メインキャラも容赦無く死ぬ」という共通点がある。
「進撃の巨人」がおそらくこの流れを作り出したのは間違いないが、とにかく最近は「油断すると死ぬ」

これは「ONE PIECE」などを別に悪くいうわけではないが、やはりこの「ONE PIECE」で長くメインキャラが退場しない、それは人気あるが故もあるが。
ということへの強烈なカウンターにもなっている。

 

編集長
「BLEACH」でも白哉、死んでなくて、ズッコケたりしましたが・・・。

 

要は、これだと「死」へのスリルがないので、結局「予想の範囲」に収まるという弱点があるのだ。

「ONE PIECE」ほどまでに達すると「約束のカタルシス」があるので、これはこれで強みでもあるのだが。

 

だが、「進撃」から続いている流行は「死」のハードルが低いという点がある。
誰もが突然「死ぬ」
その分、「カタストロフ」的な要素で、読者に衝撃を与えることができるのだ。

 

「カタルシス」・・・「浄化」、つまり気持ちよさの意味を持つ

「カタストロフ」・・・「悲劇」つまり破局的な意味を持つ

 

このように、きちんと昨今の流れに乗っているのも、この作品の「ヒット」した理由であることも間違いない。

 

 

ポイント

✅メインキャラもあっけなく死ぬ、そのことで生まれる「悲劇」「感動」のバランスもいい。

「列車」舞台は映画的

 

世界最古の映画作品とはリュミエール兄弟が1895年に製作し、1896年に商業公開した映画『ラ・シオタ駅への列車の到着」だ。
ただ駅に入ってくる列車を写しただけの映画だ。
だけど、そこには、確かに物語がある。
「列車が駅にやってくる」という。

そして映画の歴史は「列車映画」とともに発展してきたと言っても過言ではない。

 

それこそ「大列車強盗」なんて、その典型だし、列挙するとキリがないのでしませんが、「列車」と「映画」は非常に密接な関わりを持っているのだ。

 

そもそも「映画」という構造が、我々を映画館という乗り物に乗せ、物語という「線路」を進んでいく。
そして目的地へ辿り着く。

非常に「映画」という媒体と「列車」という乗り物は類似性があるのだ。

 

という事で、ボクなんかは「無限列車」という、列車という限定空間での物語を映画にするということに、「映画史」との関係を見出さずにはいられなかったのだ。

 

だからこそ、「列車」であることの意味をもっと感じるストーリーでもよかったかなぁ。とは思うんですけど。
そこの理由づけで「魘夢」の作戦の「列車」と合体というのも、ちょっと呑み込みずらさがあったり。

 

編集長
そもそも「鬼」は無機物とも合体できるんですか?

 

 

ポイント

✅「列車」舞台の一編を「映画化」する。そのことがもっとも「映画的!」

✅例えば、所定駅までに「鬼」を倒すなど、列車が動き続けることに意味があればなおよし!

 

今作品を振り返って

ざっくり一言解説!!

初心者が見ても、間違いなく「面白い!」

初心者が見ても、問題ないので、知らないから二の足を踏むのは、勿体ない!!

まとめ

 

という事で、この作品、ぜひ大迫力のスクリーンで見るのがおすすめだと思います。

特にクライマックスの敵と煉獄戦は、これが一番熱いです!!
その熱さはぜひ、劇場で体感しないといけませんよ。

 

そして、何度も言っているが、原作未読、アニメ未視聴でも、十二分に楽しめる作品だと、「初心者」のボクが保証しますので。
ぜひこの「祭り」に参加するのがオススメです!!

さて、ようやく購入した「鬼滅の刃」を読んで、ボクも「鬼滅初心者」卒業します!!

 

 

まとめ

  • 「初心者」でも大丈夫!!
  • 列車舞台の一遍を映画にする、これこそ「映画的」
  • なぜ流行してるのか、それは「マネしやすさ」と「容赦ない死」」を描けるから。
編集長
そうそう、この主題歌が「炎」なのには大きな理由がありましたね!!

 

という事で、読了ありがとうございました!!

【追記】「鬼滅の刃」初心者を脱した視点からみた、劇場版

そもそも「アニメ」のクオリティが半端ない!

 

ということで、ここまでは「初心者」視点でお届けしてました。
ここからは、しっかり原作を読んで(8巻の『無限列車編』まで)の追記になります。

 

まずこの「鬼滅の刃」何がすごいのか!?
これは多くの方々も指摘されていて、身も蓋もないんですが・・・。
「アニメがすごい」作品、だと言える。

 

編集長
近いのは「進撃の巨人」の原作とアニメの関係性だと思います

 

ちなみに「進撃の巨人」作者の諫山創氏は自虐気味に「原作はアニメの方、僕は絵の描けないコミカライズ担当という感じ」と発言されている。
それほど、アニメのクオリティが高いと言うことの裏返しだ。

 

劇場版に限った話だけで言うと、「無限列車」での炭治郎と魘夢の戦い。
原作では「夢」の罠など、その中での体験は割とサラッと描写されてましたが、劇場版ではそれを再度「初心者」のためのフックにしている作劇としての工夫は前述した通り。

そしてさらに作り手は「アニメを見る喜び」すなわち「動きの気持ちよさ」を追求し、劇場用アニメに相応しいクオリティをきちんと用意している。

 

特に後半の、もうこれもネタバレにはならないでしょう・・・。
炎の柱「煉獄」VS「猗窩座」
ここの描写も原作では、話数と話数の行間で煉獄が窮地に追い込まれるなど、かなりテンポが速いのだが、劇場版はそこをきちんと描写をしている。

お世辞にも8巻の時点で、アクションを見せるのが得意とはいえない原作から、ここまでのクオリティに仕上げてきたのは 「ufotable」の凄さだとしか言いようがない。

 

こうした原作のある作品の「アニメ化」「劇場版」などは、基本的には「知っていることを、そのままする」
言ってしまえば、「知っていることしか起こらない」

それはつまり、「見なくても問題ない」と言い換えることも可能なのだ。
だからこそ、特に漫画原作の劇場版などは、「オリジナル長編」を作ることが多いのだ。(「ONE PIECE」「名探偵コナン」「ポケモン」など)

 

しかし今作品はそこに真正面から立ち向かう。

「知っていることを、ここまで凄くできますよ!!」と真正面から答えて見せたのだ。

これは「真っ当なクリエイティブな姿勢」の勝利だと言える。

 

 

ポイント

✅ファンが知っている物語を、予測を超えるクオリティで提供する。その姿勢で勝ち得た大ヒット!!

「足し算思考」で作られた作品

 

先ほどから「原作はサラッとしている」と言っているが、こと「鬼滅の刃」に限っては、それが大ヒットになる要因だと言える。

今回の劇場版は、原作における7巻、8巻のアニメーション化。
つまり原作の要素を全て再現しても、まだ時間に余裕がある。

つまり「足し算思考」で映画化できるのだ。

 

例えば「ONE PIECE」で「アラバスタ」を劇場版にしたことがあったが、あれは今作とは逆で、要素をどんどん削って「引き算思考」で作らざるを得なかった。
だからこそ、話運びに余裕がなく、原作ファンが見ると「足りない描写」に不満を抱いてしまう。

だが、今作品は「原作がサクサク進む」ので、どんどん要素を足せる。
だから、原作ファンが見ても楽しめる。

そして、「初心者」が見てもクオリティの高さに驚かされる。

だからこそ、この「大ヒット」につながったのではないだろうか!?

 

深掘りポイント

ちなみに、逆に原作は「サクサク進む」と言ったが、これが「良さ」になっている。
つまり、まどろっこしい点もなく、読者の知りたいと言う欲求を先送りせずに、どんどん見せる。

長い伏線などを回収する気持ちよさ、それを長年追って知る気持ちよさ。とは逆の欲求の解消法だともいえる。

 

「鬼滅の刃」は昨今の長編漫画にありがちな「もったいぶり」を排していおり、これが強みにもなっているのではないだろうか?

 

編集長
これから、テンポ感の速い作品も増えてくるのではないかな!?

 

 

ポイント

✅「足し算思考」だからこそ、ファンが見ても納得の出来になる。

振り返り

 

まとめ

  • 「知っている話」を端折って映画化したのではない。
    「知っている話」を、誰もの予想を超えるクオリティで映像化した今作品、だからこそファンも納得の大ヒット!
  • もし「アニメ化」がなければ、ここまでの「ヒット」もなかったのでは?
    と思わせるほどの「アニメの出来の良さ」は特筆すべき。
  • 読者の欲求の「解消法」がそもそも、違うのではないか!?

 

 

映画評 評論

2023/8/31

『機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 虚空の戦場』〜SEED新作に向けて、総チェック〜

今週、評論するのは久々のガンダム作品。 中でも大人気アニメシリーズ『ガンダムSEED』の再編集版がHDリマスターされ劇場公開され話題沸騰中!2024年1月26日には続編も公開するということで、この機会に「SEED」を再鑑賞して評論していきたいと思います。 ということで『機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 虚空の戦場』こちらを鑑賞してきたので、評論していきたいと思います。   目次 『機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 虚空の戦場』について作品概要『機動戦士ガンダムSE ...

ReadMore

ディズニー総チェック 評論

2023/8/27

『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』が伝えたいこと【ディズニー総チェック】

今回は久しぶりにディズニー長編アニメーションを鑑賞し、評論する【ディズニー総チェック】 評論するのは長編アニメーション61作品目で、ウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年記念作品でもある。 『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』について語りたいと思います。   この作品のポイント 100周年のタイミングで「未来への提言」 この提言は「ウォルト・ディウズニー」的と言えるのか? 目次 『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』について作品概要基本データあらすじ冒険ものとして・・・。クレイド家男子の ...

ReadMore

PIXAR総チェック 映画評 評論

2023/8/19

『マイ・エレメント』〜完全なる私小説〜

  今回は「ピクサー」の27作品目となる長編アニメーション映画最新作『マイ・エレメント』 こちらの作品を鑑賞してきたので、感想を語っていきたいと思います。   目次 『マイ・エレメント』について基本データ あらすじ韓国系アメリカ人監督の語る「私小説」どストレートな恋愛映画腑に落ちないラスト 『マイ・エレメント』について   基本データ 基本データ 公開 2023年 🇯🇵8月4日 監督 ピーター・ソーン 脚本 ジョン・ホバーグ/キャット・リッケル/ブレンダ・シュエ 製作総指揮 ピート・ドクター 出演者 リー ...

ReadMore

映画評 評論

2023/8/15

やはり『バービー』は名作だった!

今回も新作映画を鑑賞してきたので、感想・評論をしていきたいと思います。 今回は、世界中で愛され続けるアメリカのファッションドール「バービー」を、マーゴット・ロビー&ライアン・ゴズリングの共演で実写映画化した作品。日本では8月11日より公開された『バービー』 こちらの感想を述べていきたいと思います。   目次 『バービー』について基本データあらすじ冒頭から爆笑の展開ケンという存在何者にならなくてもいい、そのままでいい完璧ではない、でも「それでもいい」 『バービー』について 基本データ 基本データ ...

ReadMore

映画評 評論

2023/8/9

『キングダム 運命の炎』はやはりすごい!

今回は、漫画家・原泰久による、累計発行部数9,500万部を超える同名タイトルの人気漫画を実力派キャストで実写化した「キングダム」シリーズ。 その、シリーズ第3弾となる最新作『キングダム 運命の炎』 こちらを鑑賞してきたので、感想を語っていきたいと思います。 目次 『キングダム 運命の炎』について作品についてあらすじ何度もいうが、ここまで出来ているのは「凄い!」静かな前半このシリーズ最大の功労者「大沢たかお」まとめ 『キングダム 運命の炎』について 作品について 基本データ 公開 2023年 監督 佐藤信介 ...

ReadMore

-映画評, 評論
-

Copyright© Culture Club , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.